フジテレビ火曜9時ドラマ『夫婦別姓刑事』|明蘭が占い監修を担当!タロット・手相演出の舞台裏

コラム

フジテレビ火曜9時ドラマ『夫婦別姓刑事』|明蘭が占い監修を担当!タロット・手相演出の舞台裏

この度、フジテレビ火曜9時ドラマ『夫婦別姓刑事』第2話にて、明蘭が占い監修を担当させていただきました。ヒットメーカーである秋元康さんが企画・原案を務め、SHOW-WA&MATSURIさんの主題歌でも話題の本作。

今回のコラムでは、ドラマ制作の舞台裏に初めて携わって感じたことや、エンドロールに名前が刻まれた瞬間の感動について綴っています。劇中に登場するタロット・手相・占星術の表現監修から、演者さんへの直接レクチャー、さらには一瞬のカットに込めた占い師としてのこだわりまで、監修の裏側をたっぷりとお届けします。

映像作品における占いのリアリティがどのように作られるのか、プロの集大成となった現場のエピソードをぜひ最後までご覧ください。

「ドラマ」が生まれるまでの熱量

私にとって、映像作品の監修は今回が初めての経験でした。 普段は鑑定を通して皆さんと向き合うのが私の仕事ですが、ドラマの制作現場という舞台裏に一歩足を踏み入れると、驚くほど多くの人々の手がかかっている世界が広がっていることを知りました。

一冊の台本が書き上げられ、それを元に監督さん、プロデューサーさん、カメラマンさん、照明さん、美術さん……。書ききれないほどのプロフェッショナルたちが集まり、一つのシーンを作り上げていたんですよね。その熱量を間近で感じたとき、「作品を作るって、こんなにもすごいことなんだ….!」と心から感動しました。

私が担当したのは、その壮大な物語の中に「占い」というエッセンスを正しく、そして魅力的に溶け込ませることです。責任の重さを感じつつも、ものづくりの一員になれた喜びで胸がいっぱいになったのを覚えています。

主演・佐藤二朗さんと橋本愛さんの圧倒的な表現力

今回の監修で最も心を動かされたのは、演者さんの圧倒的な表現力でした。
私はタロットカードの扱い方や手の切り方(シャッフル)、手相の見せ方、そして占術としての深い意味合いをレクチャーさせていただいたのですが、演者さんの手に掛かると、それらが一瞬にして立体的な表現へと生まれ変わるのです。

例えば、カードを一枚めくる、ただそれだけの動作。
それが単なる作業ではなく、そこにキャラクターの葛藤や決意といった感情が乗り、画面に映し出された瞬間に物語が動き出すという。私が言葉でお伝えした占いとしてのロジックを、見事に血の通った演技へと昇華させていく姿が、まさにプロの魔法でした。その吸収力の速さと、表現を膨らませる感性の鋭さに、私も鳥肌が立ちました。

手相のシーンでも、「このセリフの瞬間に、どの線が一番意味を持って映るか?」という私の細かな提案を、演者さんは瞬時に理解し、表現してくださりました。プロ同士が現場でリスペクトし合い、一つの画を作り上げていくその贅沢な空間に身を置けたことは、私にとっても大きな財産になりました。

また、主演を務める佐藤二朗さん橋本愛さんの凄まじい表現力には圧倒されました。
佐藤二朗さんは、独特のコミカルな動きや、台本からさらに命を吹き込むような言葉のチョイスが本当に素晴らしく、占いという少しミステリアスな要素も、佐藤さんの世界観を通ることで、より親しみやすく、かつ深みのあるシーンへと変わっていくのを肌で感じました。

一方で、橋本愛さんの凛とした佇まいや、その場の空気を一瞬で変えてしまうような透明感のある存在感にも、息を呑みました。最高に魅力的な表現へと立体的に昇華させてくださるプロセスを目の当たりにできたことは、監修者としてこの上ない幸せでした。

一瞬に注ぐ占い師としての誇り

劇中で私が監修したシーンや、小道具のタロットカードが映ったのは、時間にすればほんの一瞬のことでした。明蘭のオリジナルタロットカードも、画面の隅で一瞬きらりと映るような登場でしたが、その一瞬こそが勝負の場所でした。

たとえ視聴者の方の目には止まらなくても、そこにあるカードがその場にふさわしい正解であること。台本上の物語と、映っている占術のロジックが完璧に一致していること。その見えない部分の整合性が大切なのだなと学びました。

本物がそこにあるという空気感は、たとえ無意識であっても、作品全体の深みとして視聴者の皆さんに伝わると信じています。だからこそ、一瞬のカットであっても、一切の妥協をせずに準備を重ねました。

主題歌「SHOW-WA&MATSURI」と共に流れるエンドロール

今回の主題歌は、秋元康さんプロデュース・SHOW-WA&MATSURIさんの2ndシングル「ジューンブライド」です。主題歌とともに占い監修としてエンドロールに自分の名前がはっきりと映し出されたとき、「民放ドラマに、自分の名前が載る日が来るなんて……」と胸がいっぱいになりました。

占い師として活動を始めた頃の自分に教えてあげたいような、夢のような心地でした。これまで一歩ずつ、目の前のお客様と向き合って積み重ねてきたことが、こうした形で一つの大きな作品の一部になれたこと。何にも代えがたい喜びと深い感慨がありました。

感謝とこれからの展望

今回のドラマ監修を通じて、私自身も多くのことを学ばせていただきました。
一つのシーンを作るために、どれだけの人が知恵を絞り、汗を流しているか。その一端に触れたことで、これからテレビや映画を観るときの視点が、少し優しく、そして深くなりそうです。

ドラマ制作チームの皆様、そして私の監修を信頼してくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。そして、放送を観てくださった皆様にも、心から感謝しています。

これからも、占い師としての鑑定活動はもちろん、映像作品やイベントなど、様々な形を通して占いの楽しさや奥深さを伝えていきたいと思っています。ドラマ・映画・バラエティなど、占いの演出に関するご相談があれば、いつでも情熱を持って全力で取り組ませていただきます。

これからも、応援よろしくお願いいたします!

天地星占・占い師の明蘭🔮